前書き#
- ほとんどの人間は組織に属し、組織社会で生きる。
- 成果を上げるかどうかは「組織として成果をあげられるか」にかかっている。
- 現代社会が機能し、生き残れるかどうかはエグゼクティブが成果をあげられるかにかかっている。
- 成果をあげる者は、社会にとって必要不可欠であり、新入社員・中堅問わず本人にとっても自己実現の前提である。
8 つの習慣#
成果を上げるためにはリーダーである必要はない。
人は千差万別だが、成果をあげる人は以下の習慣を共通して持っている。
【知るべきことを知る】
1. なされるべきことを考える→知るべきことを知る
・手を広げすぎてはならない
・優先順位をつける
・成果を上げるには得意なことに集中
2. 組織のことを考える→知るべきことを知る
・株主、従業員、役員のために良いことを考えるのではない
・同族企業の人事において特に大事。★
【成果を出すための準備】
3. アクションプランをつくる
・エグゼクティブは行動してこそ価値をうむ。知識だけでは無価値
・何を、どのように、いつまでに。を考える。
・倫理的、法律的な制約を考える。
・成果と期待を比較し、頻繁に更新されるもの。
・時間管理のためにも必要
【成果を出す行動フェーズ】
4. 意思決定をおこなう
・責任者、日程、理解し納得してもらうべき人、共有するべき人を決める。
・アクションプランと同じく見直しが必要
・どのレイヤーでも行われることを周知することが大事
5. コミュニケーションを行う
・上記のアクションプランの合意
・自分が必要としている情報を明確にして求める
6. 機会に焦点を合わせる
・問題を対応しているだけでは成果には繋がらない。
・変化を脅威ではなく機会と捉える
・組織の内と外に変化を見つけて、機会にならないかを考える
7. 会議の生産性を上げる
・目的を明確にする。
・成果をあげるために行なっている。成果になることならないことを意識する。
【組織内の全員に責任をもたらす】
8. 「私は」ではなく、「我々は」を考える
・最終責任は分担したり以上したりできない。チャプター 1 成果を上げる能力は修得できる。#
成果を上げるものはなぜ必要か#
ほとんどの人が組織に所属し、知的労働がふえたから。 知力、知識、想像力があっても、成果をあげる力がなければ成果に繋がらない。
知的労働者は、知識・アイデア・情報を生み出す。 それらをインプットとし、別のものがさらなるアウトプットを生み出すことで価値が生まれる。 つまり、成果を他のものに供給すること。
エグゼクティブとは#
知識労働者は皆エグゼクティブ
知識労働者は意思決定をする。
エグゼクティブとは、成果が出るか出ないかを握る意思決定を行う人。 エグゼクティブとマネージャーは異なり、他者を管理してるかどうかは関係ない
定型的な知的作業はエグゼクティブの仕事ではない
この本の対象者は、この本で定義したエグゼクティブ全てであり、経営層だけのものではない
働く者を取り巻く現実#
時間が他人に取られる
日常業務に追われる
組織なので自分の知識のアウトプットを他人が使ってくれないと成果にならない。
組織の内なる世界におり、内部に目が行くことが多い。 会社の目的は外に貢献することであるが、 会社が大きいほど内側の事柄が増えて本来の外への成果を忘れてしまう 外部は抽象的/定性的、内部は具体的/定量的に計測される
組織の意思決定にとって重要な最新の外部状況はまだ定量化されたデータとしては手に入らない。 人間の感性で事実として受け止めることになる。 事実とは、誰かが分類しレッテルを貼った出来事である。
成果を大幅に改善する方法#
- 能力の飛躍ではなく働き方を変える
- 専門分野以外についても基礎知識は必要
- 専門分野を持った人をどう扱うか
成果をあげる能力は修得できるか#
- 成果を出す人に、気質と能力、行動と方法、性格と知識と関心は関係ない
- 共通点は「なすべきことをなす」のみ
- 成果を上げるには人並みの能力で良い
成果をあげるために身につけておくべき 5 つの習慣
1. 何に自分の時間を取られているか
2. 外の世界に対する貢献に焦点を合わせる。仕事ではなく期待される成果に目を向ける
3. 強みを基盤とする。自分も周りも。弱みからスタートしない。
4. 成果を上げる領域に集中する
5. 成果を上げるように意思決定をする。合意ではなく対立した上で決まる。疑問#
- 8 つの習慣と 5 つの習慣の違い。
- 同族企業とは。組織のことを考えるときの違い。