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新しいMacで作る、Obsidian × Claude(MCP)の知識作業環境

tenn25
著者
tenn25
技術メモとボードゲーム制作の記録を綴る個人ブログ

新しい Mac をセットアップするタイミングで、開発環境(Homebrew 中心)と、あわせて Obsidian × Claude のナレッジ作業環境を整えました。 「調べたことを Obsidian に貯めて、Claude から読み書きする」までを一本の流れにするのが今回のゴールです。

備忘も兼ねて手順と設計判断をまとめておきます。

全体像
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  • 開発環境は Homebrew 中心で構築
  • VSCode は Brew 版に統一(ブラウザからDL版が入っていたので入れ直し)
  • Obsidian Vault を作り、Filesystem MCP 経由で Claude から読み書きできる構成に
  • フォルダはシンプルな5つだけで運用開始

1. Homebrew インストール
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/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

# Apple Silicon 用の PATH 設定
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
  • Apple Silicon では /opt/homebrew/、Intel では /usr/local/ に入る
  • Xcode Command Line Tools(約2〜3GB)が依存で入る。Xcode 本体(40GB+)は不要

2. VSCode を Brew 版に入れ直し
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# 旧バージョン削除
sudo rm -rf /Applications/Visual\ Studio\ Code.app

# Brew 版インストール
brew install --cask visual-studio-code
  • 設定・拡張機能は ~/Library/Application Support/Code/ に残るので引き継がれる
  • Brew 版は code コマンドの PATH が最初から通っている

3. Mac の便利設定
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defaults でまとめて調整しておくと、初期状態のもっさり感が消えます。

# キーリピート最速化
defaults write -g KeyRepeat -int 2
defaults write -g InitialKeyRepeat -int 15

# Dock アニメーション高速化(自動非表示時)
defaults write com.apple.dock autohide -bool true
defaults write com.apple.dock autohide-time-modifier -float 0.2
defaults write com.apple.dock autohide-delay -float 0

# 拡張子を常に表示
defaults write NSGlobalDomain AppleShowAllExtensions -bool true

killall Dock Finder

4. Obsidian Vault の構築
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mkdir -p ~/Documents/Obsidian/vault/{inbox,notes,daily,attachments,archive}

Obsidian を起動して ~/Documents/Obsidian/vault を「Open folder as vault」で開きます。

初期設定
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  • 設定 → ファイルとリンク
    • 添付ファイルのデフォルト保存場所: 指定したフォルダ → attachments
    • 新しいリンクの形式: 絶対パス
  • 設定 → エディタ
    • スペルチェック: OFF

フォルダ構成(採用版)
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~/Documents/Obsidian/vault/
├── inbox/          # 単発の調査・学び(デフォルトはここ)
├── notes/          # 整理済みの残すナレッジ
├── daily/          # 日次メモ
├── attachments/    # 画像・添付ファイル
└── archive/        # 使わなくなったもの

フォルダで細かく分類しないのがポイントです。PARA や Johnny Decimal のような精緻な分類は、個人運用だと破綻しがち。

  • 「状態」をフォルダで、「内容」はタグとリンクで表現する
  • 8割は inbox に置きっぱなしで OK。整理は必要になってから
  • 熟練者の到達点はだいたい「シンプルなフォルダ + 検索とリンク」に落ち着く

5. Claude × Obsidian の連携
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Vault はただの Markdown フォルダなので、Claude から参照する手段はいくつかあります。

方法使い勝手
ドラッグ&ドロップ単発質問向け。書き込み不可
Filesystem MCPフォルダ全体を読み書き可。永続化できる
Claude Code (CLI)コーディング作業向け。bash 実行可能
mcp-obsidian (REST)Obsidian 機能と連動。セットアップが複雑

結論:知識作業は Filesystem MCP が一番シンプル
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Vault は Markdown フォルダなので、Filesystem MCP でパスを指定するだけで読み書きできます。uv や凝った JSON 設定は不要。Claude Desktop の 設定 → Connectors から接続するだけです。

Claude Code との使い分け
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用途推奨
コードを書いて動かす(npm test, git commit)Claude Code
知識を読み書き、ブログ下書きClaude Desktop + Filesystem MCP
図・チャート出力Claude Desktop

実行環境(コード/ナレッジ)× 作業の種類の2軸で考えると整理しやすいです。

6. 「ルール」をどこに書くか
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Claude に守ってほしい指示は、粒度によって置き場所を変えると邪魔になりません。

種類置き場所
全会話で守ること「日本語で」User Preferences
プロジェクト用「Vault に書くときのフォーマット」Projects
特定タスクの手順「週次レビュー生成」Skills

「サクッと出力したい」用途では User Preferences が最適。「保存指示があったときだけ発動するルール」として書いておくと、雑談時には発動せず邪魔になりません。

設定した User Preferences(例)
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## Obsidian Vault について
- 私の Vault は ~/Documents/Obsidian/vault にあります
- 「保存して」「Obsidian に残して」と言ったら、Filesystem MCP で書き込んでください
- フォルダ構成:
  - inbox/      : 単発の調査・学び(デフォルトはここ)
  - notes/      : 整理済みの残すナレッジ
  - daily/      : 日次メモ
  - attachments/: 画像・添付ファイル
  - archive/    : 使わなくなったもの
- ファイル名は英語 kebab-case で、inbox/ 配下は先頭に yyyy-mm-dd をつけて
- frontmatter(title, created, tags)を必ず付けて
- 保存前にパスとファイル名を提示して確認してください

運用フロー
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最終的に、こういう流れに落ち着きました。

1. Claude で調査
2. 「inbox に保存して」と指示
3. inbox/{YYYY-MM-DD}-{topic}.md として保存される
4. 数日後に見直して、有用なものだけ notes/ に整形して移動
5. 不要になったら archive/ へ

「調べる → 貯める → 育てる」が一本の線でつながり、調べっぱなしで消えていく知識が減りました。ちなみにこの記事自体も、inbox に貯めたメモを元に書いています。

参考
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  • Claude
  • Obsidian
  • Filesystem MCP は Claude Desktop の 設定 → Connectors から接続